子ども・女性に対する暴力をなくそう!月間

11月は児童虐待、DV防止月間である。
それにちなんで、宇都宮市にあるパルティで栃木県とウィメンズハウスとちぎで、講演会を行った。
講師は、自身がアメリカで4年半にわたる交際相手からの暴力(デートDV)をうけ、未だにカウンセラーに通いながら、自分の体験をもとに講演活動やこころのケア講座などさまざまな啓発活動を行っているレジリエンスの中島幸子さんの講演会を行った。
彼女の講演は、何年か前のブログにも掲載したが、本当に心の中にすう~っとはいっていき、ストン!と落ちる。
その内容にはなぜか涙が出てくる。
人間の生き方や命の大切さ、相手を尊重する意味を教えてくれる。
子どもの虐待、いじめ、パワハラ、もちろんDV、デートDV、これらすべては、人が人を傷つける。
これらは、対等な関係、相手を尊重している関係ではなく、上下関係であるパワー(権力)とコントロール(支配)の関係がある。
これらすべて、暴力が用いられている。
暴力が用いられているところには、必ず支配が起こっている。
暴力といっても、殴る蹴るの身体的暴力だけではない。
言葉の暴力である精神的暴力(メールなんかが今の子どもたちの間では多い)
性暴力(今、とても問題となって、法律の制定に向けて運動が活発化している)
経済的暴力(お金、生活費をわたさない)
など暴力にもこれだけのものがある。
そして、身体的暴力はいつか傷は治っていく。
しかし、心の傷、精神的暴力や性暴力でうけた傷は、いつまでも癒されることはない。
そして、いつしかそれらは、トラウマとなり脳やからだへの影響が出てくる。
トラウマの記憶は8割が体、2割が脳に蓄積されるそうだ。
子どもの世界も大人の世界も、問題を解決する手段は暴力意外に必ずある。
暴力を解決方法に選んだ時点で、100%その人の責任となるのである。
言いかえれば、暴力をふるった人が(言った人が)100%悪い。
中島さんは、これらのことを具体的な事例や脳のしくみなどについてもとてもとてもわかりやすく、論理的に話された。
このようなパワーとコントロールの関係、すなわち対等でない関係におかれ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)という言葉はよく聞かれるだろう。
そして、最後にグリーフケア(喪失にともなう深い悲しみのケア)について中島さんは話された。
PTG心的外傷後成長。(この言葉を何人の人が知っているか?)
人間は、このような経験をしてなくともさまざまな辛い、苦しい経験をされている方がほとんどではなかろうか。
その方々がその経験を通して、その経験を糧に前向きに成長していくこと。
それをPTGという。
時間はかかるが、その経験から得たことで自分を成長することが一番のグリーフケアである、と。
# by mitsuko0310 | 2011-11-13 23:13 | 講演会













